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プログラミングやものづくりを遊びながら学べるレーシングカー「Cannybots」

ロンドン発、ライントレース機能を持つレーシングカーのキット「Cannybots」がKickstarterに登場して人気を集めている。制御ボードはArduino互換で、遊びながら子供たちにプログラミングやものづくりを学ばせようという試みだ。

ライントレース機能のあるおもちゃは珍しくないが、Cannybotsはひと味違う。カラーセンサも搭載しているので、黒以外の色の線も認識可能。また、Bluetooth経由でスマートフォンやタブレットでの操縦も可能なので、コースを外れて自由に走らせることもできる。

Cannybotsはハードウェアもソフトウェアもオープンソースだ。Autodesk が提供するウェブベースの3D CADアプリケーションTinkerCADを使って、ボディを3Dプリンタで自作できる。3D Hubsがプロジェクトパートナーになっているので、3Dプリンタを所有していなくても大丈夫だ。一方、プログラミングには、構文規則のないシンプルなプログラム言語を独自に開発。小さな子供でもPCやタブレット、Raspberry Piを使って簡単にコーディングできるという。

CannybotsはKickstarterで11月12日までクラウドファンディング中。記事執筆時点では目標額の4万ドル(約480万円)の3倍を超える14万ドル(約1681万円)超を集めている。記事執筆時点では、89ドル(約1万円)でCannybotsのキットを1組入手できる(+29ドルで走行コースがプリントされたシートを追加可能)。日本への出荷は可能だが、送料は要問い合わせ。納期は2015年の12月の予定だ。

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